二世帯住宅にするなら気をつけたいこと

新築で住宅を建設する際に、両親が歳をとったので離れて暮らすのは心配だからと、二世帯住宅にするというケースもあります。ただ、それぞれにライフスタイルがあるということを念頭に置いて、建築するように心がけておきたいです。例えば、料金がかかるという理由から、電気や水道、ガスなどの公共料金を一緒にして二世帯住宅を建ててしまう場合もあります。ところが何年も経つと、うちはあまり使っていないのだから、あまり払いたくないなどといったように、モメてしまうことも少なくはありません。それにキッチンが一つしかない場合だと、互いに遠慮をしながらになってしまい、それでは使い勝手が良くないです。ドアも共有にしてしまうと、夜遅くに帰って来ると物音がするので気を使わねばならなくなります。このような事態を避けるためにも、新築する時には二軒の住宅を建設するつもりで設計してもらい、行き来できるような通路を一つだけ設けておくと良いでしょう。

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