注文住宅で土地を選ぶには

注文住宅の敷地となるべき土地を選ぶのであれば、やはり地盤がしっかりとしている土地を選ぶべきといえます。これは見た目ではなかなか気がつかないものですが、もしも分譲地として造成されたものであれば、デベロッパーに地盤調査をしたときの結果を知らせてもらうなどということも必要になってくるかもしれません。個人間での売買であれば、さすがに資料にとぼしいことが考えられますので、専門の会社に依頼をして、あらためて地盤調査をしてもらうことになりますが、相応の費用がかかります。一般的にいって、海面や湖沼、水田、泥炭地などを埋め立てて新しく造成された土地の地盤は弱く、地震の際に液状化して土中の水分が噴出したり、あるいは土地の上にある建物が傾いて使用に耐えなくなってしまうというトラブルが多いものです。したがって、同じ造成地であっても、山林を切り開いてできたような、地盤が強固な土地を選んだほうが、こうした心配は少ないといえるでしょう。

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