本当に賢い住宅ローン返済方法は?

住宅ローンの返済に困り、せっかくのマイホームを手放すことになってしまうという失敗事例がよく聞かれます。そのような事態を引き起こさないためにも、賢い住宅ローンの返済方法を確かめておきましょう。
鉄則として、返済額は手取り収入の2割以内に留めるということが1番です。ローンを取り扱う銀行によっては、給料の3割ほどでも大丈夫とするケースもありますが、税引前の給料と手取りについて混同しないようにしなければいけません。
月収が30万円であっても、手取りは23万円前後となります。30万円の3割は9万円ですが、手取り23万円での9万円となると明らかに厳しくなります。
住宅ローンは返済の期間も長く、金額も大きくなりがちなので、つい数万円の違いを小さなものとして見過ごしてしまいがちですが、月額で1万円違うと年間で12万円、返済期間を30年と仮定すると利息分も含めて数百万円もの違いが発生するのです。
収入に応じた物件価格の上限を決め、なるべく多くの頭金を購入前に用意することが重要です。失敗のない賢い住宅ローンを組み、憧れのマイホームを実現させましょう。

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